ナチュラルワインとは?自然派ワインとは?
↑ イタリア北部、ピエモンテ州の Cantina BES にて。
「なんと、定義がない!」
「ナチュラルワインってなんですか?」 「自然派ワインの定義ってなんですか?」 「オーガニックワインとは違うんですか?」
つくば市の実店舗でもお客様から受けることの多い質問の上位3つと言っても過言ではないかもしれません!!
「ナチュラルワイン」や「自然派ワイン」については、実は公式な定義があるわけでは無いのです。 どこからがナチュラルで、どこからがナチュラルじゃ無いのか? これは生産者によって、あるいは輸入業者さんによって、さらにはワインショップやレストランによっても考え方が異なるかもしれません。
例えば畑では無農薬栽培を徹底したり、化学肥料を使わないことで畑の生態系や土壌の健康さを大事にすること。さらに、発酵の過程では培養された酵母や、糖度を補うために砂糖を足すようなことを一切せず、「健全に育ったぶどうから健全で美味しいワインを作る」ことを大切に考えている生産者が多い印象です。
Albyが大切にしている考え
私たちは、「自然派ワイン」や「ナチュラルワイン」といった言葉にこだわるのでは無く、生産者が心を込めて一生懸命作った「本当に美味しいワイン」をもっと多くのお客様にお届けしたいと考えています。
残念ながら一般的に流通している安価なワインは(高価なワインでも・・)、収益性や安定して生産できることを優先するため、農薬や肥料に頼ったぶどう栽培を行なっていたり、その結果として醸造においても化学的な操作を行なっているのが現実です。
そのような操作を経て作られたワインは、「テロワール」と呼ばれる「その土地や生産者の個性」はもはや感じられないものとなってしまっています。もちろんワイン造りもビジネスである以上、収益を追求することを否定する気はありませんが、我々の考えとしては「土地や生産者の個性を感じられるワインを飲みたいし、もっと多くのお客様に「本当に美味しいワイン」をお伝えしたいという想いで活動しています。
少々長くなってしまいましたが、「ワインは飲み物。美味しくて楽しいのが一番!」。難しい考えは抜きにして、当店が一生懸命選んだ「本当に美味しいワイン」をぜひお楽しみください!